今回は、喉の調子が悪くなった後に、わき腹が痛くなったクライアントさんの症例。
・3週間前に喉の痛み 「咳が増える」
・その後、喉の痛みが治まるも5日前から右の肋骨の痛みを感じる
右の肋骨の痛みは
*右側を下で横向きで寝たときや寝返り、くしゃみ、咳で痛みを感じる。
・深呼吸で吸い切ったときに痛みを感じやすい。
右の第10肋骨あたりを押さえると痛みがつよくなる。

呼吸した時に痛いと、呼吸するのが怖くなって呼吸が浅くなってしまうので今回はまず、呼吸したときの痛みをとる施術をおこないました。
肋骨は背骨の骨と組み合わさっているので動きがない部分を探して矯正。肋骨以外の動きがない部分がないかをさがすこともとても重要です。
施術後は、痛みの部分を押さえると痛みはあるも、押さえなければ深呼吸では痛みはなくなりました。
この季節、花粉症やPM2.5などの影響で喉の炎症、くしゃみ、鼻水、咳がでることで
・首や肩のこわばり
・体に熱がこもることで頭痛
・頭がボ―とするなど
咳をし過ぎることによって肋骨の間にある肋間筋を痛める方が増えています。
また、ひどい時は咳で肋骨にヒビが入る人もいます。肋骨の骨折やヒビはコルセットを巻くなどして肋骨の動きを抑えることで痛みが減ります。後は、治るのを待つしかありません。
◆我慢しても体はよくならない
咳で身体がこわばる、頭痛、寝つきが悪くなり自律神経が乱れると、疲労がとれないことが起きます。
咳が続く、体がしんどい方は早めのケアをおすすめます。